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2005年10月23日 (日)

トランペットレッスン in 沼隈-その2

8月に一度訪れた沼隈。前回に急病で来られなくなった小原裕樹先生が、その時の代わりにレッスンを行なうということで行って参りました。

新幹線で福山駅へ。早めのお昼を食べて、南口の福山駅前14番のりばでバスに乗り込みました。乗客は少なめで、のんびりした感じです。前回車で迎えに来てもらった時と経路が違っていて、ちょっと不安。40分ほどかかって、役場東で下車。道路の案内標識に従って道を右にまがったけど、役場は見えてもサンパルが見えない、どこだったか。通り過ぎようとして見ると、駐車場は見たことがある風景。役場と一緒だったとは、前回気が付きませんでした。

歯を磨いたり、音出しをしてレッスンを開始。「朝錬トランペット」を持参していたので、その中のものをとりあえず吹いてみるように言われました。どんな状態かを見るためで、スタートはこの間と同じですね。

音を出すときは、このポイント(※)に一気に息が通るつもりで。唇の部分で音になるのではなく、このポイントに来たところで音になる。
※このポイントとは、ベルの先端とチューニングスライドの間、ベルが広がるあたりと説明したらよいでしょうか。管の中を伝わる空気の振動は、このポイントで管の中を行ったり来たりしているそうです。

唇を閉じた状態で息を出そうとしている。息が通過することによって自然に唇は閉じてくれるので、そのつもりで吹いてみて。ノータンギングとタンギング交互に吹いて練習するのも効果的。
音を外すのが怖いので、先にしっかりアンブシュア作って音を出そうとしていたのですが、その必要はないわけです。息によって自然にアンブシュアが作られる、という表現はこのことを表すのかと納得。閉じた唇を息に突破させるのには力がいります。

下腹部に力が入るくせがあるので、注意が必要。右手の手の平をみぞおちの少し下にあて、左手の手の甲を腰の右手より少し下にあてる。手で体をぺしゃんこにするように息を吐いて、吐ききってから体を緩めると、自然に息が入って前後に膨らむのがわかる。下腹部が膨らむのではなくて、胃の辺りが膨らんでいる。
昔流の教え方で覚えた悪い癖。同じような人は少なくないそうです。

腰が前に突き出たようになっていて、正しく筋肉を使えていないので、正しい位置にする。あごが上がっているので、自然に。正しい姿勢を作るには、第1ステップ:みぞおちを支点に体の力を緩めてだらんとする。もちろん首も。第2ステップ:腰を支点に脱力して体を前に倒す。第3ステップ:ひざを軽く曲げ、背骨が一個一個積みあがっていくように体を徐々に起こしていく。最後に頭がトンと乗る感じに。
楽器を上に向けようとして、体が沿ったようになっていたり、あごが上がっていたのかと思われます。教えてもらった姿勢だと、僕の場合は楽器はかなり下を向くのですが、「響き」を利用するなら、なんら問題がないそうです。

胸郭が動かないので、これが自由に動くようになるといい。訓練をすれば動くようになる。
息を深く吸うには、あとは胸郭が動けばと自分でも思っていました。普段使わない部分だけに、訓練ですね。

首の後ろの下方、骨が出っ張っているあたりが下方に動くようになる。今意識したら少し動くようになったけど、今の5倍は動くよ。
この部分はびっくりなのですが、少しずつできるようになる予感がします。

今すぐにあくびできるかな?楽器を吹くときの喉はあくび喉で、作り出せないといけない。あくび喉ができるのなら、すぐにあくびもできるのでは?この状態だと、息を吸ったときに冷たい息があたる口蓋の上部は上に引き上げられる感じで、喉のほうは下に引っ張られるような感覚。吸う時にこの状態を作れても、吐くときに崩れてしまわないように気をつけないといけない。
吸う時にはこの感じがつかめるのですが、その状態で吐くのはちょっと難しい。今まで慣れた感覚と異なるから、ついつい元に戻ろうとする体の動きがあります。慣れも必要になります。

最初に出す音をしっかり出して、そこから音をまわしていく。音をまわして高い音にあがるときには、首の後ろの下方、骨が出っ張っているあたりが下方に動くという状態がおきる。音階であがると多少力んでも気が付かないことがあるので、ごまかしのきかないリップスラーでもできるように。
高い音が後に控えていると、ついそこに意識をとらわれるけど、最初の音をしっかり出して、そこから音をまわすほうが、いい結果をうむ。

今までも断片的には言われていることが、指摘の中には含まれていますが、全体が連動した形で指導していただいたので、理解が深まった気がします。

「響き」というものを正しく理解していないと、とんでもないことになりますね。トランペットが聞こえないからとベルをあげさせるのは、直接音を聞かせるだけだし、もっともっと吹かせるというのは、汚い音を大きくするだけで聴こえづらいのは変わらないですし。

プロでも「響き」をきちんと理解して指導できる人は少ないそうなので、これまた厄介なことです。

次の人達のレッスンを見学しましたが、小原先生が吹いていると本当に響いています。生徒の方を向いているから、僕には背中を向けて吹いていることになるのにちゃんと聴こえます。これが響きを利用するということなんですね。

レッスン後にコーヒーをいただいて、他のレッスンの方とともにしばしおしゃべり。先生と一緒に駅まで車で送っていただけたので助かりました。11月に福岡のほうでレッスンがありそうなので、その時にまた見ていただければと思います。

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トランペットレッスン in 沼隈-その2を参照しているブログ:

» トランペットのレッスン(2005夏) (uirous bar)
夏に広島県福山市の沼隈サンパルというところに、トランペットのレッスンに行きました。 小原先生がその日は急病で来られないということだったのですが、読響の山本さん... [続きを読む]

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