お品書きのない鮨屋
終わらせたい仕事があったので、頑張って少しだけ遅くなりました。で、帰ろうとしたら監査役から食事のお誘い。これは断る訳にはいきませんので、行く事にします。
新規店舗の立ち上げに頑張って、オープンにこぎつけたT田さんも参加なのですが、試作品ができたというので監査役と味見をするために出発が遅くなるとか。なので、社長と2人で先に出発。
タクシーに乗って中洲へ。こういう時は、奥に上役を座らせるものだと思っていたら、「先に乗って。僕は体が大きいから乗り降りしにくいんだよ」と社長。たしかに、そうかもしれません。なので、先に乗りました。
喋る話題が見つからず、どこに住んでいるか、前の会社のことなど当たり障りのない会話。前の会社の元社長と飲んだ事もあるらしく、飲んだらこうなるよねという話に苦笑い。
タクシーを降りて、店まで少しだけ歩きます。平日で20時位のせいか、人通りは少ないですね。お店に入ったときは、他のお客さんはいませんでした。中洲の「ささだ河庄」。長いカウンターと、テーブル席が少し。お品書きはありません。この手のスタイルの鮨屋は、考えてみたら初めてかも。
「好きなもの頼んでいいよ」と社長に言われましたが、何を頼んでいいのやら。カウンターといっしょでネタケースも長いので、目の前のネタしか見えないし。特に好き嫌いがないことを伝えて、お任せにしてもらいました。ビールで乾杯をして、出されたものに手を付けます。
最初に出てくるものは、刺身やら一品もの。梅肉がでてきて食べて見ると、わさびや昆布が入っているそうで、なかなか深い味わい。酒の肴にいい感じかも。
ビールの次は、社長は焼酎の水割り、僕は黒霧島のお湯割りをいただいて後から来る2人を待ちます。30分ほど遅れて来たお二人が着いた時には、僕らの前には料理がなくて、まるで食べずに待っていたかのよう。散々食べたのはばればれでしたけどね。
メンバーが揃ったところで、再び食べ始めました。自分が食べてないやつは、一緒に注文してもらってあれこれ。締めのほうで鮨を。醤油をつけてたべるものもあれば、そのままどうぞというものまで。
しっかり堪能させてもらいました。しかし、いったいいくらくらいかかったのだろう。ご馳走してもらったのだけど、自分でも出せる範囲の金額だろうか。33歳、まだまだ体験したことのない世界があります。
コメント