BOOK DESIGNING 06。
大学の同級生・K森さんから冊子をもらっていた『DESIGNING展』。出展もされている 万野 幸美さんのブログで、今日が最終日というのを目にしたので行ってみました。
会場は、川端の冷泉閣ホテル裏手にオープンした冷泉荘。古い建物を改装してできたそうで、昔住んでいた団地のことを思い出させる雰囲気。
会場になっている店舗に入って、あれ?と思ったら、展示場所は奥の部屋でした。展示されている小冊子を、一冊一冊手に取って眺めます。出品しているのを知らなかったのだけれど、curognacさんの作品を発見。かわいらしい雰囲気に、小さなサイズの冊子はぴったりだと感じました。
くるっと回って遠回りに、万野 幸美さんの作品にたどり着きました。詩を別の方が書いて、それと絵が組合わさっている。幸美さんがデザインもされたそうです。文字部分が手書き風フォントor書き文字だったら、さらに雰囲気がでたんじゃないかなと感じました。絵と文章のタッチから、そう思ったんですよね。
この展示、PRIDIOという、印刷会社が手がけている小冊子のパッケージを紹介する意味合いがあったようです。190mm×190mmで16Pの[PRIDIO]3000円~、120mm×120mmで12Pの[PRIDIO mini]1500円~。ちょっとした写真集や絵本を作るのにちょうどいいかも。単価的には安いものでないから大量には作るのには向かないかもしれないけど、何かの記念に作ってプレゼントするのも使えそう。
通常の印刷であるオフセット印刷では、1冊からこの金額でできるわけないので質問してみたら、ダイレクト印刷を使っているそうです。原画をみたうえでの判断ではないけど、ダイレクト印刷の出始めと比べたら再現性も悪くないので、十分な品質ではないでしょうか?部数を多くしても単価は下がらないと思うけど、通常の印刷では相当数刷ってようやく下がるのだから、十分安いはず。
「えらくお詳しいですね」と言われて、前の仕事でも今でも印刷に発注する仕事してますからとさらっと答えておきました。そりゃ、詳しいですよ。
日曜日で営業していない店舗も多かったけれど、他の店舗も覗きつつ退散。
帰りは街の珈琲屋さんへ。暑いと思ってお店に入ったら、ちょうどアイスコーヒーがきれたところでした。I村さん土産のシロヤの菓子を食べたりして、まったり。
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